人間力という言葉を聞いたことのある人いますか?
学生時代(明治大学)に故島岡監督がよく使っていたと思われますが、最近になってこれこそが今後の人生に役立つ言葉であると、感じます。
人間力とはこれだ!というものがありません。
ちゃんと生きていれば自然と身についているもの。
心技体がバランスよく取れているものですが、その中でも「心」が最も大事であると思います。
心がしっかりしたものだと、人生は変な方に向かわず、成功するようにできているようです。
もう少し深掘りしてみると、ピンチに陥ってもそれはいい経験ができたという事に繋がり、最終的には良くなっている事ってありません?
クレームを受けて、一生懸命対応してみたが相手は納得せず、どんどんん追い込まれ、逃げ出したくなるような時、それでも真摯にクレームに向き合うことで、逆に褒められたこともあると思います。
有名企業の就職内定が取れずに、何社から断られても生きるためには選り好みはできず、小さな零細会社に潜り込んでみたら、社長に抜擢され、会社の規模も10年前とは変わり、一部上場を果たしたなんて話もあります。
会社勤めの人は、そこの会社に最低3年いれば何とかなるものです。
修行だと思って通勤していれば良いと思います。因みに私は30年勤続。
30年1か所に勤めて思ったことは、人生に起こることは全て自分に原因があり、結果として今があるという事ですね。
他人のせいにしない事。今は上手くいってなくても何とかなります。
故島岡監督も試合中にベンチから、選手に向かって「何とかせい!」と発破をかけていたそうです。
私は、自分に対してピンチの時などに心の中で「何とかせい!」と激を飛ばすと、不思議と「何とかなる」から実践しています。